JR九州・肥薩線(えびの高原線)
矢岳(やたけ)駅

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矢岳駅
「いさぶろう」の車窓より

「いさぶろう」,まもなく矢岳駅へ。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Biogon T*28mmF2.8》
大畑ループ線をぬけて,まもなく矢岳駅に到着する,観光列車「いさぶろう」です。
「いさぶろう」「しんぺい」は,お客さんの数により車両数が変わります。
大畑駅から矢岳駅までは,急勾配の連続ですから,列車の速度もそれほど速くありません。
写真は,キハ140ですが,キハ31で運行されることもあります。

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矢岳駅入り口

矢岳駅入り口。
《Nikon F4S / Ai AF Zoom Nikkor 28〜85mmF3.5〜4.5S》
熊本県人吉市矢岳町にある矢岳駅は,標高536.9m,肥薩線で一番高いところにある駅です。
近くに集落があり,駅の前には田園風景が広がっています。

駅の構内には,SL展示館があり,きっちり整備されているD51 170が静態保存されています。D51 170の隣には,その昔58654が保存されていましたが,58654は現役復帰され,「あそBOY」を牽引する機関車として元気に阿蘇路を駆けています。現在,58654が展示されていた後には,8620形の動輪だけが展示されています。
D51 170は,「さよなら列車」を牽引した機関車でもあります。
近くに矢岳高原を有する矢岳駅は,夏でも涼しく,近くには蛍の住む清流もありますが,最近蛍の数が減ってきているようです。

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ホームから見た矢岳駅駅舎

ホームから見た矢岳駅駅舎。
《Nikon F4S / Ai AF Zoom Nikkor 28〜85mmF3.5〜4.5S》
今は使われていない矢岳駅2番ホームから見た矢岳駅駅舎です。
この駅では,廃車となった蒸気機関車の解体が行われていました。

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矢岳駅ホーム

矢岳駅ホーム。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Biogon T*28mmF2.8》
矢岳駅の駅舎とホームです。
矢岳駅駅舎も,昔をしのばれる駅舎となっています。待合室の天井が高く,開放感があります。

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キハ140の運転席

キハ140の運転席。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Biogon T*28mmF2.8》
矢岳駅で停車しているときに,キハ140の運転席を撮影してみました。

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日本三大車窓

日本三大車窓。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Biogon T*28mmF2.8》
矢岳第1トンネルと矢岳第2トンネルの間で見える,日本三大車窓です。
韓国岳(からくにだけ),えびの高原を一望できます。
画面右よりの山の谷間に見える山陰が,桜島です。
この写真のような,桜島まで見渡すことができる日はなかなかありません。

「三大車窓」は,国鉄が全国の景勝地を集めて発表したものです。
後二つの日本三大車窓は,以下の区間にあります。
JR東日本 篠ノ井線 姨捨駅(おばすてえき・長野県千曲市)
JR北海道 根室本線 狩勝峠(かりかちとうげ・落合駅〜新得駅)(ただし,現在は新線に切り替えられ,消滅しています。)

なお,矢岳第1トンネルの出口付近から『薩摩富士』と呼ばれている開聞岳(かいもんだけ)が見えることもあるそうですが,残念ながら見えることは稀だそうです。

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日本三大車窓,桜島をクローズアップ

日本三大車窓,桜島をクローズアップ。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Sonner T*90mmF2.8》
日本三大車窓から,滅多に見ることができない桜島付近をクローズアップしてみました。

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なお、こちらにパノラマ写真をご用意しています。雄大な景色を、ぜひご覧ください。撮影した写真を、Adobe Photoshopでつなげたものです。
矢岳第1トンネル入口

矢岳第1トンネル入口。
《Nikon F4S / Ai Noct-Nikkor 58mmF1.2S》
矢岳第1トンネル開通時の逓信大臣・山縣伊三郎の「天険若夷」という石額が掲げられた,矢岳第1トンネルの入口。
建設当時のままの勇姿を見せてくれるトンネルです。
なお,トンネルの入り口と出口の区別は,下り列車の進行方向を基準に決められています。下り列車から見て,入る方がトンネルの入り口,出てくる方がトンネルの出口となります。

また、矢岳第1トンネルは宮崎県内にあります。熊本県と宮崎県の県境は、矢岳駅と矢岳第1トンネルの間にある踏切付近(踏切より矢岳第1トンネル側だそうです)です。ある民間放送のローカル番組で、矢岳第1トンネル内に県境があると放送されていましたが、これは間違えです。

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矢岳第1トンネル出口の石額

矢岳第1トンネル出口の石額。
《Nikon F4S / Ai Noct-Nikkor 58mmF1.2S》
矢岳第1トンネル開通時の鐵道院総裁・後藤新平の「引重致遠」という石額が掲げられた,矢岳第1トンネルの出口。

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矢岳第1トンネル出口

矢岳第1トンネル出口。
《Nikon F4S / Ai AF Zoom Nikkor ED 80〜200mmF2.8D》
矢岳第1トンネル出口の,ほぼ全景です。出口右下の方に,トンネルの名前と長さが記してある標識が見えます。

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あさかぜメモリアル
今は亡き,国鉄時代の『「博多」あさかぜ』の写真を集めてみました。

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『はやぶさ』のちょっとしたハプニングです。

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JR九州のスハネ25室内をご紹介いたします。

鉄道車両の形式称号
『C62』『EF65』『オハネフ25』…。
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ビデオ撮影の合間に
JR九州より依頼された、運転マニュアルビデオ撮影の合間に撮影した記録写真です。

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