真幸駅
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車窓から見る真幸駅。
《Nikon F4S / Ai Noct-Nikkor 58mmF1.2S》
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車窓から真幸駅が見えます。下り列車の場合,このまま転向線へ入り,スイッチバックで真幸駅へと入っていきます。
真幸駅は,宮崎県内で最初に開業した駅です。
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下り列車,真幸駅へ入場。
《Nikon F4S / Ai Noct-Nikkor 58mmF1.2S》
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真幸駅もスイッチバックの駅です。ここのスイッチバックも蒸気機関車のために設けられたもので,急勾配を登坂するためのものではありません。
写真の左,画面の奥へ延びている線路が,肥薩線上り方面(人吉方面)へ続く線路です。
画面の右,手前へ続く線路が,肥薩線下り方面(吉松方面)へ続く線路です。
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真幸駅ホーム。
《Nikon F4S / Ai Noct-Nikkor 58mmF1.2S》
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まもなく真幸駅です。
真幸駅から吉松方面へ下る2番目のトンネル『山の神第2トンネル』は,トンネル内で人の話し声が聞こえることがあるというミステリースポットです。
1945年8月22日,吉松を出た,多くの復員軍人を乗せた列車が登れなくなり,『山の神第2トンネル』で立ち往生してしまいました。列車に乗り合わせた多くの人たちが蒸気機関車の煙に耐えられなくなり,トンネル外へ避難していたところ,列車のブレーキがはずれて逆走。53人の人たちが轢死してしまったという悲しい話が残るトンネルです。
トンネル内で聞こえる話し声は,その事故で亡くなった人たちの話し声らしいのです。
トンネル入り口には,『復員軍人受難の碑』がたてられています。
なお,次の吉松駅は,鹿児島県に位置します。
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真幸駅ホーム。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Biogon T*28mmF2.8》
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標高380m,宮崎県えびの市内竪にある真幸駅。真幸駅ホームには,列車の発車合図などに使われた鐘が,『幸せの鐘』として設置(写真にある小さな屋根の下)されています。
また,『真の幸せに入る』という意味で重宝がられている,真幸駅の入場券は,現在人吉駅で販売されています。入場券は郵送サービスもありますので,詳しくはJR九州人吉駅(電話:0966-22-4011)までおたずねください。
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真幸駅入り口。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Planar T*35mmF2》
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真幸駅入り口です。
このコーナーでご紹介している三つの駅の中で,一番こぢんまりとした待合室があります。
ですが,駅舎からの眺めも良く,とても開放感のある駅です。
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真幸駅駅舎。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Biogon T*28mmF2.8》
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ホームから見た真幸駅駅舎です。
真幸駅の待合室には,駅の雰囲気にぴったりという本が置いてある,『真幸駅文庫』があります。
列車を待っている間や,駅を楽しんでいただく方へ,配慮された文庫です。
また,最近待合室に,木製ベンチが2脚設置されました。とても雰囲気のいいベンチです。
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真幸駅待合室のベンチ。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Biogon T*28mmF2.8》
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真幸駅入り口から見た,待合室です。
写真のベンチが,最近設置されたベンチです。
ベンチは,『真幸駅文庫』共々,こうせつさんのご厚意で設置されたものです。
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真幸駅待合室のベンチ。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Planar T*35mmF2》
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待合室に設置されたベンチの1脚を撮影してみました。
ベンチはとても座り心地がよく,最近設置されたとは思えない味のあるベンチです。
駅舎の雰囲気にとてもよくあっていて,昔からそこにあったような錯覚さえ覚えるほどです。
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ベンチのプレート。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Planar T*35mmF2》
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製作年月日が記された,ベンチのプレートです。皮を,レールの形にくり抜いて作られています。
1脚は,1999年11月1日に,もう1脚は1999年11月11日に製作されています。
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真幸駅全景。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Biogon T*28mmF2.8》
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真幸駅全景です。
真幸駅は,1972年に起きた山津波で駅全体が埋まってしまったことがあります。ホームには,山津波で流されてきた大きな岩(写真中央からやや右寄りのホーム上)が,そのまま残されています。
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花の時期の真幸駅全景。
《Nikon F4S / Ai Noct-Nikkor 58mmF1.2S》
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桜の花などが咲く,真幸駅全景です。
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真幸駅を発車する『えびの2号』。
《CONTAX G2 / Carl Zeiss Biogon T*28mmF2.8》
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上り『えびの2号』,真幸駅を発車です。
『えびの』も,2000年3月11日のダイヤ改正で廃止されてしまいました。
列車は画面手前方向へ進んでいますが,スイッチバックでの発車なので,乗務員室に運転士さんの姿はありません。
『えびの』に使われている『キハ58』『キハ65』は,JR九州特有の車体にロゴがいっぱい描かれた車両でした。
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真幸駅を後にする『えびの2号』。
《Nikon F4S / Ai Noct-Nikkor 58mmF1.2S》
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転向線を抜けて,矢岳駅へ向かう『えびの2号』。
上り列車の場合に限りますが,なんと真幸駅では2回もお見送りができます。
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人吉駅で発売されている真幸駅入場券。
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真幸駅の入場券は,人吉駅で手に入れることができます。
硬券ならば,まだ味のあるものになると思いますが,コストの関係上,券は厚紙となっています。
上部が券の表面,下部が券の裏面です。
なお,違ったデザインの入場券もあります。ここで公開しているものとあわせて2種類の入場券があります。
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